エコキュートの設定温度、何度がベスト?電気代との関係を解説
オール電化にしてエコキュートを使い始めると、「設定温度って何度にすればいいんだろう」と迷う方は多いと思います。温度を上げすぎると電気代が気になるし、下げすぎるとお湯が足りなくなる。この記事では、設定温度と電気代の関係を整理します。
設定温度が高いと電気代が上がると言われる理由
よく聞く声を整理すると、主に3つあります。
- 高温のお湯を沸かすほど電力消費が増える
- 必要以上に高い温度で沸かすと無駄なエネルギーが発生する
- タンクの保温ロスも温度が高いほど大きくなる
ただし、温度を下げれば必ず節約になるかというと、そう単純でもありません。
設定温度を高めにした方が良い家庭の特徴
以下のような家庭は、高めの設定温度が合っていることが多いです。
- 家族が多く、一日のお湯の使用量が多い
- 浴槽に毎日お湯を張る習慣がある
- 床暖房など給湯以外にもお湯を使う設備がある
お湯が足りなくなると電気ヒーターで補助加熱が動き、かえって電気代が上がることがあります。
本質的な論点:温度より「湯量の過不足」が電気代を左右する
設定温度の目安は一般的に65〜90℃の範囲で調整できますが、重要なのは温度そのものより「タンク内のお湯が足りているかどうか」です。
エコキュートは高温のお湯をタンクに貯めておき、使うときに水で薄めて適温にします。つまり設定温度が高いほど、少ない湯量でも多くのお湯が使えるという仕組みです。
家族3〜4人の標準的な家庭であれば、70℃前後が電気代と使い勝手のバランスが取りやすい設定とされています。
判断前に確認すべきこと
設定温度を変える前に、以下を確認してください。
- 現在お湯が足りなくなることはあるか(足りないなら温度を上げる方が節約になる場合も)
- 補助加熱が頻繁に動いていないか(アプリや本体で確認できる機種もある)
- 季節によって設定を変える選択肢もある(夏は低め、冬は高めが一般的)
結論:正解は家庭の使用量によって変わる
エコキュートの設定温度に万能な正解はありません。お湯が余りがちなら温度を下げる、足りなくなるなら上げるというシンプルな判断が基本です。
まずは現在の設定温度を確認し、お湯が余っているか足りていないかを1週間ほど観察してみるのが、電気代見直しの現実的な第一歩になります。

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